つい先日、台風が通り過ぎましたが体調はいかがでしたか?
気圧が下がるので、リウマチの痛みがひどくなる人もいることかと思います。
私の場合、
台風20号が通り過ぎた後、右手首がいつもと比べるとゴリゴリなるようになり、不快な感覚がありました。
それでも、痛いよりは全然マシですがね。
低気圧が通り過ぎるようなときに、痛みを感じるような方であれば天気予報を見て事前に対策が取れるといいですね。
今月も血液検査を受けてきましたので、結果をお伝えしていきます。
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血液検査の結果、MMP3が基準値にかなり近づいてきた!
もうすぐ9月になってしまいそうですが、8月に受けた血液検査の結果の結果をお伝えすると、
CRP :0.1
MMP3:160
となりました。
男性と女性では上限値が違うので、女性の人だとするとかなり高い数値になってしまうのかもしれませんが、一応、男性なので(笑)160という数値だとあとひと息といったところでしょうか。
ちなみに、MMP3の基準値の上限は
女性: 59.7
男性:121.0
ということだそうです。
女性のほうがかなり低い値となっていますので、気を付けてくださいね。
CRPに関しては私の場合、7月に受けた時に基準値の上限に限りなく近づいていたので、0.1という数値は想定内の出来事でした。
MMP3が160にまで下がった体感は?
というと、
痛みはあまり感じなくなったような気がします。
もちろん、まったく無くなったという訳ではありません。
変形している関節があるので、その部分に関しては痛みが全くなくなるようなことはないと思います。
ただ、完全に関節の機能がなくなってしまったところに関しては痛みが出るようなことはありません。
関節の機能がなくなる=関節が動かない=痛みがなくなる
まだ、関節破壊がないようなリウマチの人であれば、痛みがあるとは思いますが関節の可動域を維持できるように気を付けてくださいね。
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MMP3減少の要因はリウマトレックスの再開
6月の中旬より、リウマトレックスを再開しました。
4錠、飲んでいます。
2日に分けて取っています。(1日2錠になります)
もちろん、胃薬も再開しています。
リウマトレックスの薬の性質上、1ヶ月間は効き目を体感することはないはずです。
再開して1カ月強でMMP3が減少しているので、薬としての効果はあったのだと考えられるでしょう。
せっかくなので、原因と結果が正しいものなのか考えていきたいと思います。
前回、紹介したTOCというツールの中にロジック・ブランチというものがあるので、そのツールを使って原因と結果が正しいものなのか解き明かしていきます。
ちなみに、ロジック・ブランチは因果関係が正しいかどうかチェックすることにも使えるものです。
リウマトレックスを使うだけで本当にリウマチが良くなるの?!
ロジック・ブランチを使った解説
結果的に私の場合は、リウマトレックスを飲んでMMP3が下がりました。
ロジック・ブランチを使う時には、
もし○○(原因)ならば、結果として△△となる(なった)
と説明ができます。
言葉で伝えても難しいところがありますので、実際にロジック・ブランチを使って説明していきます。
もしリウマトレックスを飲んだら、結果としてリウマチが良くなる。
と書くことができます。
図にするとこんな感じです!
たとえば、レミケードもやっていた場合はこのような図になるわけです。
読み上げ方としては、
もしリウマトレックスを飲む“かつ”レミケードをやってもらうと結果としてリウマチが良くなった。
となります。
それでは、私のケースに戻ってもう一度、考えてみます。
リウマトレックスを飲んでリウマチは良くなったけど、本当にそうなのか?もしくは何かほかの要因があったからリウマチが良くなったのか考える必要がある訳です。
だって、リウマトレックスを飲んでも全く効かない場合もありますからね!
そうして考えてだした要因が次のようなものが上がってきます。
- リウマトレックスを飲んでも耐えられる臓器の状態だった。
- 肉体的に酷使しないような生活を送っていた。
- 人間関係が良好だった。
- 支払い可能な額だった。
それでは、4つの要素について簡単に解説していきます。
リウマトレックスを飲んでも耐えられる臓器の状態だった。
胃が痛くて、いろんな胃薬を使っても効果のない場合や肝臓の調子が悪くなるなど、副作用が出てしまう場合は、リウマトレックスを使った治療が難しくなります。
(リウマトレックスなどの抗リウマチ薬で、副作用だと思われる症状が出た場合、もしくは心配な場合は主治医とよく話し合ってくださいね)
そういった意味では、胃や肝臓の調子がいいということは必須の条件になってきます。
リウマトレックスの副作用に関することが知りたい方は下記のリンクを参考にしてください。
https://www.ryumachi-jp.com/pdf/mtx.pdf
肉体的に酷使しないような生活を送っていた。
どれだけ、リウマチに有効な薬を使っていたとしても
- 仕事なので睡眠時間を削っていて常に寝不足
- 重労働で関節に負担をかけ続けている
とか、
ような場合だと、薬の効果を感じることなく血液検査の結果が悪い状態が続くかもしれません。
もしくは、薬を飲んでいたとしても体調がどんどん悪化していく場合もあるかもしれません。
人間関係が良好だった。
人間関係も健康状態には大きく影響する要素です。
たとえ肉体的に健康な人であったとしても、セクハラやパワハラを受け続けるような状態だったら、精神的に落ち込んで不健康になっていってしまいます。
ましてやリウマチを患ってしまっている以上、人間関係を良好にしていくことで精神的な落ち着きをキープすることは大事な要素になっていきます。
なので、頼りになる友人を少しずつでも増やしていくようにしています♪
支払い可能な額だった。
リウマチの治療を続けていくためには金銭的なことも問題になります。
リウマチに効く薬というのは、効果が高いとされいる薬になればなるほど、だんだんと治療費が高くなっていく傾向があります。
今回はリウマトレックスを飲んでいますが、レミケードを使った治療だったらとても高価な治療費になってしまいます。
そういった意味では、治療費が支払い可能かどうかということは大切な要素の一つになってきます。
ただし、本当にこの4つの要素がリウマチを良くしたのでしょうか…
本当に本当にリウマトレックスでリウマチが良くなったの???
結果のところに書き出した、
リウマチが良くなった
という書き方はなんかしっくりこないと思うのは私だけでしょうか…
何か違う気がするので、自分なりに考えてみました。
リウマチが良くなった ⇒ リウマチの痛みが緩和した(和らいだ)
にしてみました。
私としては、リウマチの痛みが緩和した(和らいだ)の方がしっくりしましたが、いかがでしたか?
リウマチの痛みがなくなることと、リウマチが良くなることとは隔たりがあると個人的には感じました。
もちろん、私と違う意見でも大丈夫です!
いろんな意見があっていいですから。
今回使ったTOCのロジック・ブランチをしっかりと使えるようになるには
http://tocforeducation.org/
とりあえず書籍だけでも!というあなたにはこちらを。
図書館にあれば借りて読んでみることでもいいと思いますよ♪
まとめ
リウマチは、まず痛みを止めることが第一じゃないかと考えています。
それから、根本治療をしていくように努めていく。
リウマチの専門医の方だと、薬を使ってリウマチの寛解をめざしていきます。
ただ、そのためには薬をずっと使っていくことが前提となります。
その点に関しては、患者としてはとても受け入れがたいことだと思います。
リウマチの完治を目指すとすれば、いずれ薬による治療から離れる必要があります。
完治を目指すその前に、薬による治療を完全否定するのは今の時代、もったいないことです。
なので、リウマチと診断された人は、まずリウマチの痛みを止めるところから始めていきましょう。
私の個人的な計画としては、近々、薬を止められるような状態にまで持っていきたいと考えています。
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